肺・縦隔腫瘍
切除可能なEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対して術前・術後のオシメルチニブは有効か?
虎澤 匡洋 先生
01月28日配信
EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)患者においては、術後のオシメルチニブ(3年間)の投与により無病生存期間、全生存期間を延長することがADAURA試験で示されているものの、一部の患者は3年間の治療終了後に局所再発と遠隔再発の両方を経験しており、よりよい治療戦略が求められている。ここでは、術前にもオシメルチニブを投与する治療戦略の有効性と安全性を検討した試験を紹介する。