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【日本臨床腫瘍学会】がんゲノムシリーズVol.2―初回治療前のCGP検査で分子標的治療導入は変わるのか?
ClinPeer事務局 編集部
04月26日配信
日本でのがんゲノム医療は、標準治療後にパネル検査を行うのが通例の中、初回治療前にCGPを実施すれば分子標的治療導入率はどこまで変えられるのか。2025年3月8日(土)に実施された第22回日本臨床腫瘍学会学術集会の会長企画シンポジウム 6「がん遺伝子パネル検査は1次治療開始前に実施するべきか?」にて、「固形がん患者における初回治療時の包括的ゲノムプロファイル(CGP)検査の実現性と治療選択への有用性を評価する多施設共同前向き研究(NCCH1908:UPFRONT試験)」という演題で水野 孝昭先生(国立がん研究センター中央病院 先端医療科/慶應大学腫瘍センター がんゲノム医療ユニット)が発表した。