肺・縦隔腫瘍
論文解説
Uncommon EGFR変異NSCLCにおける標準治療として確立されたAfatinib単剤療法:本邦からの第Ⅲ相試験 ACHILLES/TORG1834結果より
T790M変異とExon20挿入変異以外のEGFR uncommon mutation陽性の非小細胞肺癌に対するAfatinibとPlatinum併用療法の第Ⅲ相試験であり、本試験結果より、この対象に対しては、肺癌診療ガイドライン2024年版にも「アファチニブ単剤療法を行うよう強く推奨〔推奨の強さ:1,エビデンスの強さ:B〕」とされており、必読の論文と考え選出した。