全疾患
優越性試験で非劣性が証明されたといわれてもどう捉えればよいの?
森田 智視 先生
01月31日配信
‘優越性’を証明するために設定された臨床試験において、優越性証明に至らなかったときに、事前計画されていたとはいえ‘非劣性’が検証されていわゆる“ポジティブデータ”として広まることがありますが、どう解釈すべきなのでしょうか?
今回、このような疑問に答えるべく、医学統計の専門家である森田智視先生に、進行乳癌におけるCDK4/6阻害薬をどの治療ラインで使用すべきかを調べたランダム化第III相試験『SONIA試験』を題材にして統計的な視点から解説いただきました。