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統計
第Ⅲ相試験における検証解析、ITTでの主要評価項目以外もありなの?
PD-L1陽性・HER2陰性の進行再発胃癌を対象に実施された KEYNOTE-062試験では、主要評価項目と副次評価項目、PD-L1:CPS≧1とCPS≧10の解析集団、非劣性と優越性、さらには2回の中間解析と最終解析、といった多くの解析が検証目的で設定されました。いくつも統計的検定を繰り返して本当に大丈夫なの?と心配になってしまいます。本記事では、医学統計の専門家の森田智視先生に、これらの疑問についてわかりやすく解説していただきました。