肺・縦隔腫瘍
AEGEAN試験に対する外科的考察と肺癌治療におけるPD-L1抗体の新たな展開
眞鍋 尭彦 先生
7月15日配信
本レジメンの有効性が示されたことには、2つの点で注目すべき意義がある。ひとつは、本報告の主題である外科的アウトカムの優位性が確認された点である。もうひとつは、これまで切除不能III期におけるCRT後の維持療法として用いられてきたPD-L1抗体が、切除可能肺癌の周術期においても有効であることが示された点であり、腫瘍免疫学的観点からも新たな治療応用を示す興味深い結果となった。
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