- ヨーロッパMDS(EUMDS)レジストリから得られた観察データを用いて、低リスク骨髄異形成症候群(LR-MDS)患者2552名を対象に感染症の有病率とリスク因子を調査した。感染症の有病率は7.6%であり、全死亡の24.6%が感染症によるものであった。多変量解析により、感染症リスクを増加させる独立した因子として、ヘモグロビン値<8g/dL、血小板数<50x10^9/L、絶対好中球数<0.8x10^9/L、中間/悪性/非常に悪性の細胞遺伝学的異常、およびベースライン時の赤血球輸血の受け取りが特定された。
低リスク骨髄異形成症候群患者における感染の有病率と危険因子:多変量解析研究
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