- 内視鏡下経鼻経蝶形骨洞手術(EETS)後の遅発性低ナトリウム血症を防ぐため、術後の液体制限(FR)の有効性を評価した前向きランダム化比較試験である。2016年から2023年にかけて単一施設で300名が対象となった。重症低ナトリウム血症の発生率は、コントロール群(7.4%)に比べ、厳格なFR群(0%)で有意に低かった(P=0.04)。総低ナトリウム血症の発生率もコントロール群(31.9%)に対し、厳格なFR群(21.0%)で低下した。
内視鏡下経鼻経蝶形骨手術後の下垂体神経内分泌腫瘍において、水分制限が遅発性低ナトリウム血症および再入院を減少させる
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