成人再発・難治性B細胞急性リンパ性白血病においてInati-celが有望な有効性と持続的な反応を示し、安全性プロフィールが管理可能なこと

Blood advances

12月05日配信

AIによる要点抽出

中国では2023年11月以前、再発または難治性B細胞性急性リンパ芽球性白血病（r/r B-ALL）患者に対するCD19 CAR-T療法は承認されていなかった。Inaticabtagene Autoleucel（Inati-cel）は、HI19αというscFvを有する新しいCD19 CAR-T療法であり、第2相の単一群多施設試験が中国で実施された。主要評価項目は3ヵ月時点での全寛解率（ORR）であり、48名の成人CD19+ r/r B-ALL患者が評価された。3ヶ月時点でのORRは70.8%（95%CI, 55.9-83.1）、最良ORRは85.4%であり、全ての応答者が微小残存病変（MRD）陰性を達成した。