- 複製型脂肪肉腫（DDLPS）は脂肪組織に由来する稀な間質性癌であり、治療に困難を伴い、多くの患者で生存率が低い。本症例報告は、63歳の男性患者の手術不能な腹部後壁のDDLPSに対し、海洋由来アルカロイドのトラベクテジンを前処置し、その後PD-1阻害抗体のニボルマブを使用した治療法の有効性と安全性を評価するものである。
進行性脱分化型脂肪肉腫におけるR0切除達成のためのトラベクテジンとニボルマブシークエンスの有効性
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