- 頭頸部に局在するアミロイドーシスは主に喉頭・気管支および舌に影響を及ぼすが、下咽頭に影響を与えることは非常に稀である。本研究では、これまで報告された3例の女性患者は、下咽頭にアミロイド腫瘍を呈し、多発性骨髄腫または非特定意義の単クローン性ガンマグロブリン血症を伴っていたが、本例では69歳の女性患者で、MALTリンパ腫の既往があるものの併存する悪性腫瘍は認められなかった。
症例報告
MALTリンパ腫の患者におけるKTPレーザー治療で成功した下咽頭アミロイドーシス
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