- Arginase-2(ARG2)は腫瘍微小環境で局所のL-アルギニンを減少させT細胞機能を障害する酵素であり、ARG2由来ペプチドを認識する炎症性CD8+ T細胞がTregや高ARG2発現腫瘍細胞を標的とすることが示されているため、本研究では皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)の悪性T細胞がTregと同様の高ARG2発現および免疫抑制性表現型を示すか、ならびにARG2特異的CD8+ T細胞で標的化可能かを検討した。
皮膚T細胞リンパ腫のARG2発現細胞に対するHLA-B8制限ARG2特異的CD8+T細胞の標的化
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