- 慢性B型肝炎(CHB)における不確定期の自然歴と予後を調査した後ろ向きコホート研究を行った。治療を受けない不確定CHB患者は免疫活性期への移行リスクが高く、3年で23.0%、5年で31.9%、10年で38.2%に上った (HBeAg陰性の場合)。またHCCと肝硬変の発生リスクも高く、未治療患者ではHCC (p = 0.015)、肝硬変 (p = 0.007)のリスクが治療患者よりも高かった。
抗ウイルス療法は不明確な段階の慢性B型肝炎における肝細胞癌および肝硬変リスクを減少させる
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