- 免疫グロブリン（IG）を含む転座はB細胞腫瘍で一般的であり、特にIGHと原癌遺伝子の結合により癌遺伝子の発現が増加する。IG融合はB細胞リンパ腫の診断、予後推定および治療選択に重要である。t(14;22)(q32;q11) IGH-IGL転座はリンパ腫では稀である。本研究では、t(14;22)(q32;q11) IGH-IGL転座を有する脾辺縁帯リンパ腫の初症例について、臨床病理学的特徴、治療反応、および治療結果を報告する。
初めて報告されたt(14;22)(q32;q11)転座を伴う脾辺縁帯リンパ腫の臨床病理学的特徴と治療反応
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