- この多施設研究では、食道扁平上皮癌(ESCC)の再発または切除不能な進行例250例を対象とし、ニボルマブによる治療が行われた。手術標本および治療前内視鏡生検の免疫組織化学染色で、腫瘍浸潤Tリンパ球(TILs)および三次リンパ様構造(TLS)の密度を評価した。手術標本におけるニボルマブの臨床反応は、CD8+リンパ球数やCD8/Foxp3比、TLS密度と強い相関を示した。
食道扁平上皮癌におけるニボルマブ効果の予測バイオマーカーとしてのCD8/Foxp3比とTLS密度の関連性
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