HPV陽性中咽頭扁平上皮癌におけるTLM対TORSの機能的転帰の比較

JAMA otolaryngology-- head & neck surgery

10月14日配信

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多施設共同で行われた前向きコホート研究において、HPV陽性のT1-T3、N0-N2b、M0の中咽頭扁平上皮癌患者に対して、経口ロボット手術（TORS）と経口レーザー微細手術（TLM）の術後早期嚥下機能や生活の質に及ぼす影響を比較した。対象はPATHOS試験参加者989人中508人で、うちTLM群が195人、TORS群が313人であった。手術後4週間以内の経鼻胃管挿入率は、TORS群が45.0%、TLM群が7.9%であり、ORS（調整オッズ比, 4.41）が顕著に高かった。