再発または難治性多発性骨髄腫におけるKRd療法とIRd療法の有効性と安全性の比較：実世界データ解析

Clinical lymphoma, myeloma & leukemia

7月8日配信

AIによる要点抽出

この後ろ向き多施設研究では、再発・難治性多発性骨髄腫（RRMM）患者182例を対象に、Carfilzomib, Lenalidomide, and Dexamethasone（KRd）群112例とIxazomib, Lenalidomide, and Dexamethasone（IRd）群70例の効果を比較した。全反応率は大差なく（89.1% vs. 87.0%、P = .67）、非常に良好な部分反応以上の割合はKRdで高かったが統計的有意差はなかった（70.9% vs. 58.0%、P = .075）。