- 本研究では、CD38抗体ダラツムマブを含む治療を受けた多発性骨髄腫(MM)患者の骨髄自然殺傷(NK)細胞プロファイルを、診断時および治療中にシングルセル転写解析、フローサイトメトリー、機能アッセイを用いて評価した。診断時に一部の患者でCD16+細胞傷害性NK細胞の割合が減少し、これはダラツムマブ存在下でMM細胞に対するサイトカイン産生およびNK細胞脱顆粒の減少と相関した。
診断時におけるCD16+ NK細胞の減少は多発性骨髄腫におけるダラツムマブへの低い反応と相関する
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