- 2019年から2023年にかけて、344名の食道がん患者が根治的食道切除術を施行された。その内訳は手掌補助下腹腔鏡手術（HALS）が235名、純粋腹腔鏡下手術（LAP）が109名であった。傾向スコアマッチングを用いて各群92名を比較した結果、両群の臨床病理学的特徴に差はなかったが、術後肺炎の発生率はHALS群で30%、LAP群で11%と有意に高かった（P=0.001）。
食道癌に対する食道切除術における腹腔鏡手術と手術助手付き腹腔鏡手術の比較：術後肺炎の減少
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