- 本研究は、脳腫瘍の硬さが摘出手術および術後結果に与える影響を評価するために実施されたものである。209例の髄膜腫患者を対象に、術中の腫瘍の硬さを5段階で評価した。髄膜腫の硬さが高まるほど、全摘率の低下（OR 0.24, 95% CI 0.13-0.46; p < 0.001）、侵襲性の増加（OR 4.73, 95% CI 1.53-14.60; p = 0.007）、再発率の上昇（OR 3.30, 95% CI 1.25-8.66; p = 0.016）、再手術の増加（OR 3.08, 95% CI 1.16-8.14; p = 0.024）、および合併症率の上昇（OR 2.08, 95% CI 1.05-4.15; p = 0.037）と有意に関連していた。
髄膜腫の硬さが外科的管理および転帰に与える影響：頭蓋底腫瘍を有する209人の患者の分析
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