- 局所進行眼周囲の皮膚扁平上皮癌(cSCC)に対して、眼窩内容除去術は高い罹患率を伴うことがある。本研究は、眼窩内容除去術後の患者の生存率と関連因子を調査するため、後ろ向きコホート研究を実施した。対象はT3およびT4 cSCC患者40名(中央値年齢61.5歳)で、術前放射線治療は受けていなかった。解析の結果、年齢(ハザード比1.09、p=0.019)および残存腫瘍(HR 9.00、p=0.003)が予後不良と関連していた。
眼窩内容除去を受ける局所進行眼周囲皮膚扁平上皮癌において術後放射線療法が生存率を向上させる
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