- 本研究は、611名の切除された大腸癌（CRC）患者（2010年1月1日～2020年12月31日間、江蘇癌病院で治療）を対象とした後ろ向き解析で、197名において腫瘍沈着（TDs）が確認された。TDsを有する患者は、無い患者に比べて中央値全生存期間（mOS）が短く、特にM0患者ではmOSが有意に短縮していた（60.3±3.9か月）。TDsはリンパ節転移（LNMs）との併存がmOSに関連しており、直腸癌、乳頭組織型、神経侵襲の割合が高かった。
切除された大腸癌における腫瘍沈着物が予後および病期に及ぼす影響：611人の患者のレトロスペクティブ解析
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