- 本研究は、ヒトパピローマウイルス(HPV)関連中咽頭扁平上皮癌(OPSCC)における術後のマージンと無進行生存率(PFS)との関連を評価したものである。対象は2012年5月から2021年12月までに経口ロボット手術(TORS)を受けた中リスク(T1-T2、再切除マージンが3mm以上か3mm未満、N1-N2)のHPV+ OPSCC患者69名。フォローアップ中央値47ヶ月で全体の全生存率(OS)は100%、PFSは88.9%であった。
HPV関連中咽頭癌におけるTORS後の無病生存期間に対する手術縁サイズの影響
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