- 本研究は、化学療法による悪心・嘔吐(CINV)に対する性差を評価するため、2023年2月から2024年5月まで、第3次医療機関で実施された前向き観察研究である。176件の質問票(男性94、女性82)を分析し、男性の急性期(<24時間)では悪心のない割合が91.5%、嘔吐のない割合が100%であり、女性よりも高い結果を示した(p = 0.021, p = 0.009)。
観察研究
化学療法による悪心および嘔吐の結果における性差:男性は完全奏効率が高い
AIによる要点抽出