- 本研究は、NSCLC(非小細胞肺癌)と同時性乏転移病変(sOMD)を有する患者に対する免疫チェックポイント阻害剤(ICI)を用いた全身治療戦略が、局所根治治療(LRT)の有無にかかわらず、治療成績に与える影響を評価する多施設後ろ向き研究である。2015年1月1日から2022年12月31日までの間に、European Organization for Research and Treatment of Cancerの定義に基づき、最大5つの転移病変を有するNSCLC患者416例を対象とした。
多施設レトロスペクティブ研究によるsOMD NSCLCにおける化学療法に対するICIベース治療による生存率の改善
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