- 胃癌(GC)は、世界で5番目に多い悪性腫瘍であり、死亡原因としては3番目に高い。インスリン抵抗性の指標であるトリグリセリド・グルコース(TyG)インデックスが、免疫療法と化学療法を併用して治療を受ける進行胃癌患者の予後を予測できるかを後ろ向き研究で検討。300名の患者を高TyGインデックス群(136名)と低TyGインデックス群(164名)に分け比較。高TyGインデックス群は低群に比べ、無増悪生存期間および全生存期間が有意に長かった(P < 0.001)。
免疫化学療法を受けた進行胃癌の予後におけるTyGインデックスの予測価値
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