- B細胞性急性リンパ芽球性白血病(B-ALL)の治療は免疫療法の時代に突入した。本研究は当センターにおいて、blinatumomab(Blina)とinotuzumab ozogamicin(InO)を含む免疫療法を受けた21名のB-ALL患者(新規診断18名、再発3名)を対象とした後ろ向き研究である。RNAシークエンスにより、5例の患者において新規融合遺伝子(ADD1::JAK2, PVT1::IGLL5, PAX5::KANK2, ETV6::BCL2L14, CDKN2A::TGFBR3)が同定された。
Bリンパ性急性リンパ芽細胞白血病におけるBlinatumomabおよびInotuzumab Ozogamicinの有効性:遺伝子融合が患者サブグループに与える影響
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