- 本研究は、2004年から2018年に診断・治療された頭頸部横紋筋肉腫(Rhabdomyosarcoma, RMS)65例の臨床特徴と治療成績を分析するものである。対象児の年齢中央値は5.8歳、性別比は男性37名対女性28名である。腫瘍の主な発生部位は、傍髄膜部が49.2%、眼窩部が35.4%、その他の非傍髄膜部が15.4%であった。最も一般的な組織学的亜型は胚性亜型(73.8%)である。化学療法レジメンには、CDCV、VAC/VAdrC、PIAV、VDC/IEが使用された。
小児の頭頸部横紋筋肉腫の臨床的特徴と治療成績:予後因子と生存率
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