- 本研究はフランスの多施設ESDレジストリデータを用い、直腸と結腸における大きな無茎性ポリープの粘膜下層浸潤癌(SMIC)発生率と手技結果を比較した後ろ向き研究である。2019年9月から2022年9月まで、13施設でESDにより切除された大きな無茎性ポリープを対象とした。プロペンシティスコアマッチング(PSM)を用いた解析の結果、直腸と結腸の病変間でSMICの発生率は有意差が見られなかった(直腸9.8%、結腸8.9%、p=0.52)。
直腸と結腸の比較における大きな無茎性大腸ポリープでの同等の粘膜下癌率分析
AIによる要点抽出