- 多施設で実施された後ろ向きコホート研究において、進行非小細胞肺癌(NSCLC)患者159名を対象に、一次治療として免疫チェックポイント阻害剤(ICIs)を使用後のオリゴ進行の頻度と放射線治療の効果を検討した。初回進行時点で39.0%(62名)がオリゴ進行と分類された。多変量解析により、脳転移がオリゴ進行のリスクを有意に増加させ(オッズ比2.44、p=0.04)、肝転移がそのリスクを減少させる(オッズ比0.17、p<0.01)ことが確認された。
免疫チェックポイント阻害剤後の乏進行性転移性非小細胞肺癌に対する放射線療法の生存率向上
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