- 本研究は、多施設・後ろ向きに実施され、再発性または難治性の腹水や静脈瘤出血の二次予防のためにTIPSを施行された肝硬変患者1359名を対象とした。TIPS後の臨床経過をFIPSに基づき分析し、90日以内の肝硬変のさらなる合併症発生率とACLF発生率、一年後の移植無し生存率について検討した。
FIPSはTIPS施行後の肝硬変患者において、代償不全およびACLFリスクの増加を予測し、移植なしの生存率の低下を導くことを示唆
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