- 星状膠細胞はシナプス機能や血液脳関門の維持、神経伝達物質の緩衝に重要である一方、多発性硬化症（MS）では反応性となりサイトカイン・ケモカインの分泌を介して炎症環境を悪化させ得ることが知られており、本研究はMSおよび実験的自己免疫性脳脊髄炎（EAE）におけるCystatin C（CysC）発現とその星状膠細胞での機能的影響を検討することを目的とした。
多発性硬化症におけるシスタチンC発現星状細胞のサイトカイン産生とCD4+ T細胞活性化
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