- 本研究では、HCV治癒後の代償性進行慢性肝疾患患者2335名(肝硬度測定値≥10 kPa)を対象に、後ろ向きに解析を行った(15か国ヨーロッパの多施設、中央値年齢60.2±11.9歳、肥満21.1%、糖尿病21.2%)。中央値6年間の追跡期間中、84名(3.6%、発生率0.74%/年)が初回肝性代償不全を発症し、183名(7.8%、発生率1.60%/年)が新規HCCを発症した。
多施設共同研究
高度な慢性肝疾患のHCV治療後における長期的な肝機能低下と肝細胞癌リスク
AIによる要点抽出