- 多施設にわたる後ろ向き研究において、転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)患者93名の循環腫瘍細胞(CTCs)を解析した。CTCsは、核が8.5 μm未満であるvsnCTC+とvsnCTC-に分類され、vsnCTC+患者はvsnCTC-患者に比べて全生存期間(OS)および無進行生存期間(PFS)が有意に短かった。また、vsnCTC+患者のCTCsでは核膜タンパク質emering(EMD)発現が顕著に減少しており、EMD発現とCTCs核サイズには有意な正の相関が見られた。
進行性前立腺癌においてVsFT循環腫瘍細胞およびEmerin喪失が予後不良に関連
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