- この研究は、手術不能な仙尾部脊索腫(sacrococcygeal chordoma, SC)患者に対する鉛筆ビームスキャン技術を用いた強度変調炭素イオン放射線治療(intensity modulated carbon ion radiation therapy, IM-CIRT)の安全性と有効性を後ろ向きに検討したものである。35人の患者が対象となり、54.3%が再発症例であった。S2またはそれ以上の高さに腫瘍が位置する症例は68.6%であり、全症例に対し低分割IM-CIRTが実施された。
切除不能な仙骨尾骨部脊索腫患者における強度変調炭素イオン放射線療法の有効性と安全性
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