- 本研究は、線維芽細胞増殖因子受容体2b(FGFR2b)を標的とするモノクローナル抗体Bemarituzumabの有効性評価を目的としている。多施設後ろ向き研究で、I-IV期胃癌患者466名を対象とし、そのうち163例で生検と手術、135例で原発巣と転移巣の標本を解析した。FGFR2b過剰発現は4.1%の患者で認められ、手術標本では4.1%(14/341)、胃生検では1.1%(3/284)、転移標本では3.0%(4/135)であった。
胃癌におけるFGFR2b過剰発現:臨床病理学的特徴と患者内の異質性解析
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