- 本研究は、多施設後ろ向きコホート研究であり、チロシンキナーゼ阻害薬（TKI）治療を行っている慢性骨髄性白血病（CML）の患者2122名を対象とした。診断時に2020年のEuropean LeukemiaNet（ELN）分類に基づき慢性期（CP、n=1837）および加速期（AP、n=285）に分類された。AP患者のうち、好塩基球の増加のみがみられる群は、ELTS中リスクに分類されたCP患者と同等の転換フリー生存（TFS）と生存率を示した。
慢性骨髄性白血病における診断時の特徴的な急性転化期：生存率と予後因子に関する研究
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