CDK4/6阻害剤とATRAの治療的相乗効果による非APL AML治療における分化の促進

British journal of haematology

8月5日配信

AIによる要点抽出

急性骨髄性白血病（AML）は多様な遺伝的異常を特徴とする疾患で、現在の標準治療は化学療法と幹細胞移植である。急性前骨髄球性白血病（APL）では全トランス型レチノイン酸（ATRA）を用いた分化療法が成果を上げているが、非APLのAMLでは未だ成功していない。本研究では、非APL AMLにおけるATRAとサイクリン依存性キナーゼ4/6（CDK4/6）阻害剤の併用効果を検討した。