- 本研究は、第一エピソードの大うつ病性障害(FE-MDD)を有する青年に対する経頭蓋直流電流刺激法(tDCS)の効果と安全性を評価した。ランダム化二重盲検プラセボ対照試験として実施され、13~17歳の被験者40名をtDCS群またはプラセボ群に割り振った。主要な評価指標であるMADRSスコアの変化では有意差が見られなかった(F3,114 = 0.65; p = 0.59)。
経頭蓋直流電流刺激は認知機能を向上させるが、初発の大うつ病性障害に対しては有意な効果を示さない
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