- 本研究は、Black患者とWhite患者における免疫チェックポイント阻害剤（ICIs）の有効性と安全性を比較するため、米国退役軍人健康管理システムの電子カルテデータを用いた多施設後ろ向きコホート研究である。対象は2010年1月1日から2023年12月31日までの間にPD-1、PD-L1、CTLA-4、LAG-3阻害剤を使用した患者26,398人（Black患者4,943人、White患者21,455人）であった。主要な有効性の評価項目として全生存期間、治療中断までの時間、次回治療までの時間を、また安全性の評価項目として免疫関連有害事象の発生率を調べた。
非小細胞肺癌を有する黒人患者における免疫チェックポイント阻害剤の有効性と安全性：後ろ向きコホート研究
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