- 本研究は、多施設共同の後ろ向き解析であり、フィラデルフィア陰性成人急性リンパ性白血病患者を対象に、小児に基づいたGIMEMA LAL1913プロトコルを用いて治療後、同種造血幹細胞移植(alloHSCT)を施行した症例を検討した。重要な予後因子として、移植時の最小残存病変(MRD)の有無や寛解状態(1回目の完全寛解 vs 2回目の完全寛解)が挙げられた。
高リスク急性リンパ性白血病患者に対する同種造血幹細胞移植治療における微小残存病変状態が生存転帰に及ぼす影響
AIによる要点抽出